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プログラマーになるには? 特別な資格は存在しません! 
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プログラマーになるには? 特別な資格は存在しません! 

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日本政府は、2016年5月19日に新成長戦略素案を発表しました。その中に盛り込まれたのは2020年の小学校でのプログラミングの義務教育化。インターネットが当たり前となり、多種多様なコンテンツを享受できる現代で、利用者としてだけではなく、プログラマーといった作り手になりたいと考える人も今後ますます増えていくことが想定されます。

そこで今回は、ITエンジニアの中でも、実際のシステム構築を行うプログラマーに焦点をあて、プログラマーになるにはどのような方法があるのかご紹介します。

プログラマになるための特別な資格は存在しない

プログラマという職業は、弁護士や公務員のように特別な国家資格を取得は必要ありません。また、専門的な技術職ではありますが、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の2016年IT人材白書によれば、IT企業で勤める技術者の最終学歴の6割近くが大学卒業者であり、専門学校卒の割合は全体で2割にも至りません。大学卒業者の専攻で理系学部出身者は約65%、残りの45%は文系出身者であることからも、専攻分野を問わず多くの人がなることのできる職業といえるでしょう。

それでは、プログラマ未経験の人がプログラマになるにはどのような方法があるのでしょうか。プログラマ未経験を前提とした場合、以下の方法が一例として挙げられます。

1)新卒採用でプログラマーになる。
2)中途採用でプログラマーになる。
3)フリーランスでプログラマーになる。

それでは、それぞれの実現可能性を考慮しながら、詳しくみていきましょう。

1)新卒採用でプログラマーになる。

新しいIT技術が日々生まれ、サービス分野が多様化する中でIT技術者の人材不足は毎年続いています。

厚生労働省とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の発表によると、IT技術者の求人倍率は、2016年1月時点で2.38倍。IT企業の人材に対する不足感は、全体的に8割を超えており、IT技術者には高い需要があります。

また、プログラマーは専門スキルに加え、専門的な業務知識を実業務の中で習得することから、新卒採用の段階でプログラミングスキルが求められることは少なく、コミュニケーション能力や粘り強さ、協調性といった社会人として必要なスキルが求められるため、未経験者でもプログラマーとしての入社は比較的容易に可能です。

入社後には、企業研修でプログラミング言語を学ぶことができますが、開発するシステムによってプログラミング言語が異なる場合があるため、実際にはOJTでプログラマーとしての仕事を学びます。最初は、テスターと呼ばれるシステムの動作テスト等を担当する仕事から業務に携わるケースが多いですが、システムの全体像や業務の流れを確認しながら、徐々にプログラマーとして実際の開発工程を担当していくことができます。

2)中途採用でプログラマーになる。

各企業はIT技術者の人材確保の方法として、中途者採用をあげており、従業員規模が少ない企業ほど中途採用による人材確保を行う企業が多くなります。

しかし、IPAの統計によると、その中途採用者の直前の勤務先業種としては、IT関連の仕事をしている人が90%以上と圧倒的に多く、未経験の方のプログラマ採用は困難であると言えます。そのため、中途採用でプログラマー就職を目指す場合には、IT技術力を示すためにエンジニア関連の資格を取得する必要があります。

資格としては、最低限、ITパスポートの取得と基本情報技術者の資格を取得します。両資格は基本的知識の保有を対外的にアピールが可能です。また、近年は、職業能力開発センターでもプログラミング関連の学科が用意され、東京都の板橋校では、情報数学や情報工学等の講義を受講することができる上に、Java言語やC言語といったプログラミング言語の習得も可能です。また、ネットワークからセキュリティ、ハードウェアやソフトウェアといったIT業界について幅広く学ぶことができるため、プログラマー就職後のキャリアを考える上でも有効です。

3)フリーランスでプログラマーになる

近年、働き方が変化することで増えてきた方法です。実際に、IT企業で働く技術者と比較すると、仕事の内容とやりがい、充実感といった観点では、フリーランスの方が満足している人が多く、自身のライフプランに合わせた仕事ができるという点でも、IT企業で働いていた人がフリーランスに転身するケースが増えてきています。

しかし、未経験者がプログラマーを名乗り、フリーランスとして活動をすることは困難です。その理由は、フリーランスの仕事の獲得方法からわかります。フリーランスの仕事の獲得方法は、自分で営業を行い獲得する、コミュニティや前職からの個人的なつながりを活用するといった方法が大半を占めており、IT関連の人脈が少ない未経験のプログラマ志望の方がいきなり仕事を獲得していくことは難しいでしょう。

ただし、未経験者がフリーランスのプログラマーになるめの方法として考えられるのは、クラウドソーシングの活用です。実際に、20代〜30代の人では仕事の獲得方法としてクラウドソーシングを活用している人は多く、今後もクラウドソーシングサービスの市場は拡大傾向にあると発表されています。中途採用でプログラマーになるのと同様、プログラミングスキルの習得を行う一方で、クラウドソーシングや派遣等を利用し実績を付けることで、フリーランスのプログラマーとして仕事を行うことができるようになります。

プログラマーという職業が専門的な技術職であるため、新卒採用でプログラマーになる方法を除き、未経験者がプログラマーになるためにはスキルの習得が必要不可欠です。しかし、一方で技術職であるからこそ、個人の力が際立ち、プログラマーになる方法もプログラマーとして生きていく方法も個人の意思や裁量で決定できる職業でもあります。ITエンジニアは自由に時代の革新を生み出すことのできる職業。自身が何を世の中に作り出していきたいのか。どのような方法で実現していきたいのか。そのことを考えることがプログラマーになる最初の一歩といえるでしょう。

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