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あなたの未来はどうなる!? 10年後なくなる職業、残る職業
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あなたの未来はどうなる!? 10年後なくなる職業、残る職業

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「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」――17卒の私が就活する直前に、野村総研がこのようなニュースリリースを出しました。その後、様々なメディアに取り上げられ、一時話題になりました。いったいどんな内容なのでしょうか。そして私たちの将来はどうなるのでしょうか?

事務系の職業は大丈夫? ロボットに代替されやすい職業、されにくい職業

早速ですが、どんな職業が代替されやすいのでしょうか? 野村総研の記事によると

 

「必ずしも特別の知識・スキルが求められない職業に加え、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業については、人工知能等で代替できる可能性が高い」(野村総合研究所,2015)

 

とのことです。具体的な職業としては一般事務員や地方公務員、路線バス運転者などが代替されやすいそうです。たしかに、様々なパソコンや会計ソフト、AIのおかげで、手作業もなくなり、事務作業も少しずつ減っていってます。Googleの自動運転の実験なども一時期話題になりましたし、運転手のいないバスが町中を走るのもちょっと現実味のある話に感じますね。

 

逆に、ロボットに代替されにくい職業とはどのようなものなのでしょうか? こちらも、野村総研の記事によると、

 

「抽象的な概念を整理・創出するための知識が要求される職業、他者との協調や、他者の理解、説得、ネゴシエーション、サービス志向性が求められる職業は、人工知能等での代替は難しい」(野村総合研究所,2015)

 

とあります。具体的な職業としてはアートディレクターなどのクリエイティブな職種や心理学者などの研究者、産業カウンセラーなど、人と接することが多い職種が代替されにくいそうです。AIに就活の相談や人間関係の悩み事を相談するのも何だか変ですよね。人の心を打つような音楽や物語も、ロボットではまだまだ難しそうです。

 

でも、一番気になるのは、将来自分の仕事が機械やAIに奪われないかどうかということ! 今年の冬、メガバンクでは、AIの導入や業務効率化のために、今後数年間で、数千人単位で人員の削減や配置転換などが行われるとニュースになりました。私の大学の先輩も、メガバンクや地元の私鉄、公務員に就職した人が何人もいるので、他人事とは言えない話です。事務仕事などをAIや機械が代わりにやってくれるといっても、それで仕事がなくなってしまったら、私を含め多くの人たちが困ってしまうことになります。

10年後、わたしたちにできること

この野村総研のレポートは、あくまでもロボットやAIに「代替可能」であるということだけです。

 

「あくまで、コンピューターによる技術的な代替可能性であり、実際に代替されるかどうかは、労働需給を含めた社会環境要因の影響も大きいと想定されますが、本試算においてそれらの社会環境要因は考慮していません。また、従事する一人の業務の一部分のみをコンピューターが代わりに遂行する確率や可能性については検討していません」(野村総合研究所,2015)

 

とある通り、ロボットに絶対仕事を奪われてしまうとまだ決まったわけではありません。私の地元、奈良では、未だに人力車が走っています。タクシーやバス、電車がある中、あえて人力車で仕事をする人、人力車のサービスを求める人がいるのです。それは、機械では得られない価値があるからではないでしょうか。大量生産のこの時代でも、あえて手作りを売りにしている商品も多くあります。電子書籍よりも紙の本のほうが良い、という方もいます。機械とは違う手作りだからこその価値、人ならではの価値、というものは、10年後でも変わらず残り続けるかもしれません。仮に今志望している業界が、AIやロボットによる脅威を受けたとしても、AIやロボットではできない価値と結びつけることができたら、きっと代替されることはないでしょう。

 

志望業界や職種に悩んでいる方、第二新卒で、仕事を探しているという方は、AIやロボットに代替されにくい業界や職種を目指してみるといいかもしれませんね。自動運転で需要が高まりそうなトヨタなどの自動車業界、AIやロボットのプログラミングをするIT業界でスキルを身に着けるのも良いかもしれません。部品メーカーや、工作機械、半導体メーカーなどはAIやロボットの部品を作るため、今の時点でなかなかの好景気です。特に半導体メーカーはAIの発達で急激に需要が増加し、空前の人手不足です。そのためフィールドエンジニアなど、技術分野での文系大学生や未経験の人の採用が増加しています。将来に迷っている方は、半導体などのAIやロボットを作る業界を検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ロボットやAIが人に代わって働く世界。仕事を奪われるかどうかは気になるところですが、そのことを念頭に置いてしっかり将来のことを考えて職種や業界を選べば、大きな脅威にはならないかもしれません。逆にAIやロボットで需要が高まっている部品メーカーや半導体メーカーの技術職を志望する人にとっては良いことかもしれませんね。

引用文献

株式会社野村総合研究所 「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に ~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~」  https://www.nri.com/jp/news/2015/151202_1.aspx

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