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【就活生のお悩み】新卒の離職率と退職理由、業種ごとの違いなど4つ
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【就活生のお悩み】新卒の離職率と退職理由、業種ごとの違いなど4つ

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新卒の離職率はどのくらい?業種ごとの違いや退職理由など4

就職活動を終えて憧れの企業に就職したのも束の間、3年以内に辞めてしまう新入社員の割合は高い水準にあるといわれています。どうして、新入社員は苦労して内定を得た企業を去ってしまうのでしょう。離職者に共通する業種についても気になるところです。

1.新入社員の離職率について

大学を卒業した新入社員の離職率は、厚生労働省の「新規大学卒業者の産業別卒業3年後の離職率」によると、1年目に辞める人が13.4%、2年目に辞める人が10.1%、3年目に辞める人が8.8%となっており、1年目をピークとして少しずつ減っていく傾向が伺えます(1)。入社3年目までに辞める人の合計は32.4%となりますから、新入社員のうち3人に1人が3年目までに退職してしまう計算になりますね。3年後の離職率を事業所の規模別でみると、「5人未満」の事業所が60.4%と最も高く、続いて「5~24人」が51.4%、「30~99人」が39.6%となっており、事業所の規模が小さいほど新入社員の離職率が高くなることがわかります。最も離職率が低かったのが「1000人以上」の事業所の22.8%でしたので、事業所の規模と新入社員の離職率との間に何らかの相関があるといえるでしょう。

新入社員の退職理由について

新入社員が離職する理由を調べた調査では、厚生労働省の「平成25年若年者雇用実態調査の概況」が参考になります(2)。この調査の中で、初めて勤務した会社を退職した理由について尋ねたところ、最も多かったのが「労働時間・休日・勤務時間の条件がよくなかった」で22.2%、続いて「人間関係がよくなかった」が19.6%、さらに「仕事が自分に合わない」が18.8%、「賃金の条件が良くなかった」が18.0%と続いています。入社して実際に働き始めてみると、思いのほか残業時間が長かったり、休日勤務が多かったりして労働条件が過酷だった一方、お給料は少なめだったというところでしょうか。また、人間関係がうまくいかないつらさは全世代に共通するものですが、新入社員の場合、就職氷河期で企業が若年層の採用を抑えてきたため、若手の社員が少なく、相談できる相手がいないことが離職につながっているともいわれています。

新入社員の離職率に業種間の差はあるか

新入社員の離職率について、業種ごとに違いはあるのでしょうか。厚生労働省によると、離職率が最も低かったのが「鉱業、採石業、砂利採石業」の7.0%で、続いて「電気・ガス・熱供給・水道業」が10.6%、さらに「製造業」が18.7%と続いています(3)。逆に、離職率が最も高かったのは「その他」で71.1%、続いて「宿泊業、飲食サービス業」の52.3%、「生活関連サービス業、娯楽業」が48.6%、「教育、学習支援業」が48.5%と続きます。離職率が低かった「鉱業、採石業、砂利採石業」、「電気・ガス・熱供給・水道業」、「製造業」に共通する要素として、勤務時間が比較的一定していて収入が安定していること、達成すべきノルマが少ないためストレスをあまり感じずに働けることなどがあげられるでしょう。その一方、離職率の高かった「宿泊業、飲食サービス業」、「生活関連サービス業、娯楽業」、「教育、学習支援業」では、求められるサービスの質が高まるにつれて残業時間が増えたり、利用者からの要望でストレスが高くなったりすることなどが離職の要因と考えられます。また、土・日曜日や夏休み、冬休みなどに繁忙期が重なるため、みんなが休んでいるときに休暇を取得できないことがネックになっている可能性もありますね。

離職に対する考え方

企業側からみると長い時間をかけて採用活動を行ってきた学生がすぐにやめてしまうことは大きな痛手です。そのため、職場内でのコミュニケーションの機会を増やして新入社員の離職を食い止めたり、研修の機会を充実させたりする試みも行われるようになってきました。その一方、新入社員の側からみると仕事はずっと続けていくものですから、休日が取れない、残業が多すぎるなど過酷な労働環境では長く働き続けるのは難しいことでしょう。やむを得ない理由があるときには第二新卒を積極的に採用している会社も増えてきていますので、前向きに気持ちを切り替えて新しい職場を探すのもよいですね。

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