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【就活生のお悩み】内々定と内定の違いと注意したいこと3つ
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【就活生のお悩み】内々定と内定の違いと注意したいこと3つ

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違いを把握しておこう!内々定と内定の違いで注意したいこと3

就職活動における最終的な目標は内定を勝ち取ることですよね。内定を得ることができれば安心して入社までの日々を過ごせます。一方、内々定というのは、内定とは少し意味内容が異なります。就職活動にはさまざまなルールが設定されていますが、内定と内々定の違いもそのルールによるところが大きいです。それでは、内定と内々定ではどこが違うのでしょうか。

1.内々定とはどういう仕組み?

就職活動のさまざまなルールは、主に経団連という団体によって決められています。その中で、内定や内々定に関するルールがあり、基本的に企業側は10月以前に内定を出すことができないようになっています。経団連の倫理憲章の中には内定を早く出し過ぎないようにするというルールがあり、これは就職活動が前倒しになって学業に支障をきたすことを防ぐためや、優秀な学生に早くから内定を出して囲い込みをする企業が出ないようにするためです。そのため、内定を出せるのは10月1日以降という取り決めがなされ、それ以前に出される採用の確約のことを内々定と呼ぶようになったのです。つまり本質的には内定も内々定も違いはありませんが、あくまでルールにのっとる形で、形式上そうした形をとっているだけというところがあります。ただ、内々定自体は内定を出す約束のようなもので、ルールには反していないものの、脱法的な行為であることに変わりはありません。ルールを定めた経団連の側でも、黙認しているという現状にあります。それは内々定まで禁止してしまえば、さらに内々々定や別の手段で内定の約束を出す企業が必ず出てくることがわかっているからです。つまりいたちごっこになってしまうというわけですね。とはいえ、就活生の立場からすると、内々定がもらえることは内定の確約をもらったことになるので、それ自体は悪いこととは言い切れないでしょう。

2.内定をもらうということは

経団連に所属している企業は、10月まで内定を出すことはできないことになっていますが、10月1日以降は内定を出すことが可能となります。内定はまさに採用を確約するということであり、正式に就職が決まったということを示す通知です。内々定はあくまで内定の約束に過ぎず、しかも脱法的な行為であるため、それはいわば口約束のようなものです。一方で、内定というのは正式な労働契約を結ぶことになるので、内々定よりも強い意味や効力を持っています。もちろん、内定を受けても就活生はそれを断ることもできるため、内定そのものは一方的な通知に過ぎませんが、内定の通知に対して就活生が承諾することで正式な労働契約を結ぶことができるという点は、内々定とは異なる大きな意味を持っているといえます。内定という言葉をより専門的で難しい言い方にすると「始期付解約権留保付労働契約」という名称になりますが、この言葉を要約すると「あなたを採用したいのでわが社と労働契約を結んでください」という意味になります。口約束ではなく書面でもって契約しましょうということなのです。しかも、内定は10月1日以降にしか出すことができないものであり、内々定が脱法的な行為であったとすれば、内定はまさに正当なやり取りということになります。

3.それぞれの効力や拘束力の違い

内々定はあくまで口約束に過ぎず、そもそも強い効力を持っていません。「内定をもらう約束」程度のものに過ぎないため、就活生の立場からするといくつ内々定をもらっていても構いませんし、内々定を受けた企業に入らなければならないということもまずありません。正式な労働契約が結ばれているわけではない内々定は法的な拘束力も働くことがなく、要するに内々定を出した企業と出された就活生はとてもフランクな関係で結ばれているに過ぎないのです。そのため、企業の側もたくさん内々定を出しますし、内々定を取り消されたからといって企業を訴えたとしても、基本的には裁判に行く前に却下されてしまうでしょう。一方、内定の場合は、就活生が承諾すれば正式な労働契約が結ばれることになります。したがって、内定を出した企業と出された就活生の間には、強い法的な拘束力が働くことになります。もし企業側が正当な理由もなく内定の取り消しを行ったような場合には、就活生は損害賠償の請求などの法的な手段に訴えることが可能です。就活生の立場からしても、内定を受けてそれを承諾したなら、それ以降は就活をしてはいけません。それに対して内々定の場合は、内々定を受けたからといって就活をストップしてしまわないほうが良いでしょう。内々定は途中で取り消されるケースもありますし、取り消されたからといって文句もいえないことがほとんどなので、正式な内定がもらえるまでは慢心せずに就活を続けることが大切です。


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