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【就活生の疑問】年収と手取りの違いと金額を計算方法
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【就活生の疑問】年収と手取りの違いと金額を計算方法

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あの企業の給与はいくら?手取り金額を計算してみよう!

学生と社会人の大きな違いは、企業から毎月給与がもらえることです。今から「初任給が出たらあれを買おう」「お金を貯めて旅行に行こう」と夢がふくらんでいる人もいるでしょう。

しかし、募集要項を読んでいても、実際にいくらもらえるのかは、わかりにくいもの。企業から受け取るお金には「年収」や「手取り」「額面」など色々な呼び方があって、混乱してしまうのも仕方ありません。

とは言え、就職活動と切っては切り離せないお金の話。手取り金額の計算方法や、給与明細の見方について理解して、手元にもらえるお金をイメージしておきましょう。

 

年収と手取りの違いとは?手取りの計算方法を解説

「年収」と「手取り」という言葉を耳にしたことがありますか?

「年収」とは、1年間に企業から受け取る全ての給与額のことです。年収には残業代やボーナスなども含まれていて、「額面給与」と呼ばれることもあります。年収を12ヶ月で分割したものが「月収」です。

一方「手取り」とは、月収から保険料や税金などを差し引いた金額です。実際に毎月の給与として口座に振り込まれる額ともいえます。企業が金額を差し引くことを「天引き」といいますが、どれだけ月収から天引きされるかは給与額や家族の人数などによって変わります。

一般的な会社員の場合、だいたい手取りは月収の8割くらいです。仮に20万円の額面給与として手取り計算をしてみると、「20万×0.8=16万」ですから、16万円前後が受け取れる計算になります。

では、企業から支払われる内容と、差し引かれる内容は具体的にどのようなものがあるのでしょう。実際の給与明細に記載される項目に沿って、詳しく見ていきましょう。

 

【給与明細の見方 その1】企業から支払われる金額

給与明細のなかで、企業からもらえる金額についての情報は「支給項目」に書かれています。給与は、前の月にどれだけ出勤、欠勤、有給休暇を取得したか、何時間残業をしたかなど、働いた実績に応じて決められます。

支給項目には、大きく分けて3つの項目があります。

 

◆基本給

支給額のベースとなる金額が「基本給」です。年齢や勤続年数、スキルに応じて定められた、毎月支払われる基本金額のことです。

大半の企業はそれぞれ企業の規定として、基本給の基準表が設定されています。募集要項の初任給欄には、基本給の金額が記載されていることがほとんどでしょう。基本給は昇級しないかぎり一定で、忙しい月も、余裕がある月も金額が変わりません。

 

◆残業手当

「残業手当」は定時時間外に働いたときに追加で支払われる金額です。企業によりますが、深夜残業をすると深夜勤務手当として金額が上乗せされる場合もあります。残業手当は、残業した時間数に応じて増減します。

 

◆その他、通勤手当や住宅手当、家族手当など

上記の手当以外に、企業ごとに独自に設けている手当があります。「通勤手当」は家から企業に通うために必要になる交通費のことです。「住宅手当」は、企業が寮などの住居費を負担してくれる場合に支払われます。「家族手当」は子どものいる家庭などに支払われる手当です。

近年は、企業の方針に合わせて「禁煙手当」や「誕生日手当」といった一風変わった手当を導入するところも増えています。

 

【給与明細の見方 その2】給与から差し引かれる金額

企業からもらえる支給額から差し引かれる金額は「控除項目」を見ればわかります。実際に手元に残る手取り計算は、「支給額」から「控除額」を引くことで確認できます。

では、具体的に控除の内容を見てみましょう。

 

◆社会保険料

社会保険料とは、給与から必ず天引きされる「健康保険」・「厚生年金」・「雇用保険」・「介護保険」の4つの保険料のことです。

「健康保険」は、病気やケガをしたときに、病院に3割負担で受診するための医療保険です。次に「厚生年金」は、将来的に国民年金に上乗せして年金額を受け取るための金額です。

三つ目の「雇用保険」は、万が一失業したときに、失業手当を受け取るための保険です。最後の「介護保険」は、40歳になると控除が始まる保険料です。

 

◆税金

税金には「所得税」・「住民税」の2種類があります。「所得税」とは、手当を除いた給与部分にかかる、国に納める税金です。企業が一旦「源泉徴収」という仕組みで天引きして、年に一度の年末調整によって正確な税金が精算されます。次に「住民税」です。これは住んでいる都道府県や市町村に納める税金で、前年の所得に応じて決められます。

 

◆その他、労働組合費や食堂代など

「社会保険料」と「税金」は、どの企業にいても必ず差し引かれるお金です。受け取る額が減るのはつらい気がしますが、どれも自分や家族のために大切な保険です。それ以外に、企業によっては労働組合費や社員食堂代、社員旅行の積立費などが天引きされる場合があります。

また、個人が選択できる内容になりますが、給与の天引きで契約した生命保険料や、財形貯蓄などの積立費用も給与から引かれることになります。

このように、給与からさまざまな税金などが天引きされた結果が、手取り金額になります。手取りの仕組みを知らずに、額面給与がそのまま振り込まれると勘違いしていた人も多いのではないでしょうか。

待ちに待った給与日に給与明細を見て、「金額が少ない…」とショックを受けるのは避けたいところ。企業選びのときから「月収」と「手取り」の違いをしっかり理解しておくと、自分が求める給与水準がブレなくなります。

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