まっすぐな字は人柄を表す!キレイな履歴書と封筒を書くポイント
履歴書を手書きで書く際に、正しい書き方が分からず困ったことはないでしょうか。就職活動では面接も重要ですが、まずは履歴書を見てもらって書類選考を突破しなければなりません。
採用担当者の目に留まるような履歴書とはどのようなものになるのでしょうか。
きれいで読みやすい履歴書の書き方を抑えて、書類選考にとおる履歴書を書けるようになりましょう。
きれいで読みやすい履歴書を書く注意するべきポイントとは?
履歴書の内容はもちろんですが、読む人の立場に立って書くことが大切です。履歴書の基本的な注意点と書く時のポイントを知って、きれいで読みやすい履歴書を書いてみましょう。
【ポイント1】文字の誤字、脱字、記入漏れをチェックする
せっかく書いた履歴書に誤字や脱字があると、採用担当者に良い印象をもたれないでしょう。履歴書に書いたことをチェックしていない適当な人という判断をされてしまいます。書きっぱなしではなく、書いた後にしっかりとチェックして誤字や脱字がないようにしましょう。
電話番号など、大切な部分の記入漏れがないかをチェックすることも大切です。
【ポイント2】履歴書を書き間違えた時の注意
間違えた場所が少ないからといって、修正液や修正テープ、訂正線を使わないようにしましょう。間違えた場合は履歴書を最初から書き直します。
書き直さなくても良いようにあらかじめ鉛筆で薄く下書きをするなど、予備の履歴書を用意しておくとよいでしょう。
【ポイント3】履歴書の文字や数字を揃える
履歴書全体で数字の書き方が揃っていなかったり、年数が西暦と元号でばらばらだったりすると、統一感がなく読みづらくなってしまいます。
また、文頭や上下のスペースが揃っていないと急いで書いているなどマイナスなイメージを与えてしまうこともあります。文字や数字を揃えるように注意して書きましょう。
履歴書は自分のことを伝える大切な書類です。基本的なポイントを押さえて、きれいで読みやすい履歴書を書きましょう。
履歴書をパーツごとに見てみよう!
履歴書には、氏名や住所を書く基本情報欄、志望動機欄、学歴欄などさまざまなパーツがあります。それぞれのパーツの詳しい書き方を見てみましょう。
【基本情報】
・氏名
姓と名の間にスペースを空けて読みやすくしましょう。ふりがなは履歴書に「ふりがな」と記載があればひらがな、「フリガナ」と記載があればカタカナで記入します。
・写真
剥がれてしまった場合のことを考えて裏に名前を記入し、3か月以内に撮影したカラーで正面から撮影された写真を使いましょう。
・電話番号、メールアドレス
携帯電話でも大丈夫ですが、日中に連絡がつきやすい番号を記入しましょう。就職中の場合は会社用のアドレスは控え、スマホや携帯、パソコンのメールアドレスなどすぐに確認して対応ができるメールアドレスが良いでしょう。
【学歴・職歴】
・学歴
学歴は最終学歴の一つ前の学歴から、学部や学科、学校名は略さず正式名称で記入しましょう。
・職歴
時系列で会社名は略さず正式名称で記入しましょう。部署名や会社名が変わった場合は、その名前を記入する必要があります。応募する職種に関わる内容があれば分かりやすく記入しておきましょう。
職歴が書ききれない場合は、詳細を職務経歴書に記入する旨を書き別で職務経歴書に書くこともできます。
【免許・資格】
免許、資格の順に記入します。応募する業務に関連する資格を書き、応募職種に生かせる資格を勉強中の場合は、勉強中の資格も書きましょう。
【志望動機・趣味特技】
・志望動機
ポイントを押さえて分かりやすく書きましょう。採用担当者は志望動機から「なぜ自社を受けたのか」「自社がどのような会社か理解しているか」などを見ています。
過去の経歴をどのように生かすか、入社後のビジョンまで考えられているかなど、働きたいという意欲が伝わるような動機を自分の言葉で伝えることが大切です。
・趣味特技
面接の時に話題になる場合もあるので空欄ではなく、職種に関連するものや続けている特技などを書いておきましょう。
【本人希望】
待遇面などを書く欄がありますが原則「貴社規定に準ず」などと記入しましょう。家庭の事情等で勤務時間などに制限がある場合は、理由や仕事への意欲を書いておきましょう。
履歴書は市販のもの、パソコンでダウンロードできるものなどありますが、記入する項目などの様式はさまざまです。就職する会社から指定がなければ履歴書の記入項目を確認して、自分のアピールする内容に合ったものを選びましょう。
履歴書を入れる封筒も重要ポイント!きれいな封筒の書き方
履歴書をきれいに書くのはもちろんですが、履歴書の前に目に入るのが封筒です。封筒の書き方にも注意点やポイントがあります。
【ポイント1】基本的な注意点
住所や会社名、株式会社などは省略せず正確に記入しましょう。封筒の重さや大きさによって切手の値段も変わるので、料金不足にならないように注意が必要です。
日付はあらかじめ書いておかないで、ポストや郵便局から投函した日を書きましょう。封筒は、同封する書類が折らないで入るサイズで色は白を選びましょう。
【ポイント2】表部分の書き方
宛名は中央に書きましょう。敬称は部署あての場合は「御中」個人あては「様」を使い、担当者の名前が分かっている場合は担当者の名前も記入します。
左下に「履歴書在中」と赤色を使って書き、周りを四角く囲いましょう。「履歴書在中」のスタンプを使うときれいに見せることができます。
【ポイント3】裏部分の書き方
自分の名前と送付日は表ではなく、裏に書きましょう。
履歴書の書き方には注意しないといけないポイントがたくさんありました。字がきれいかどうかよりも、ポイントに注意して丁寧に履歴書を書くことが大切です。きれいで読みやすい履歴書を書けるようになると、就職の第一関門「書類選考」を突破することができます。
履歴書や封筒を丁寧に書けるようになることが就職活動には必要です。