就活パレット 就活パレット

選考対策

企業のチェックポイント!面接の目的を理解 しよう
選考対策

企業のチェックポイント!面接の目的を理解 しよう

LINE Facebook Twitter

面接の目的を理解して、話の組み立て方のコツを知ろう

面接①.png

就活において、面接はとても大事な場。希望する企業に対して「自分」を直接売り込める唯一の機会だからです。それと同時に、企業側にとっても面接はとても重要です。その学生が、未来の社員となるのにふさわしい素養や価値観を持ち合わせているか、将来を背負って立つ人物として期待できるかどうか、企業は面接のわずかな時間を利用して、見極め、選別しているのです。では、学生はどう対応すれば、企業に自分を正しく理解してもらうことができるのでしょうか。それには、どのような話をどう話すかというストーリー構成がカギになります。

面接で企業が何を知りたいのか考える

面接では、企業の採用担当者からさまざまな質問をぶつけられます。その一つひとつの質問には必ず意味があり、質問を通してあなたがどのような能力や性格、適性、価値観を持っていて、どのような人物なのかを知ろうとしています。

例えば「あなたがこれまでに一番努力してきたことはなんですか?」と問われた場合、企業が知りたいことは、「何に」努力したかということよりも、あなたがどんなことに価値を感じ、どう努力する人物であるかということです。それを踏まえながら、面接当日までに自己分析をしっかり行い、回答を準備しておく必要があるでしょう。

また、それと同時に質問に答えるあなたの立ち居振る舞いを見ながら、人となりも知ろうとしているのです。

面接においての企業のチェックポイント

それでは企業はいったいどんなことにポイントを置いて学生を見ているのでしょうか。よくある質問の代表例とチェックポイントを2つご紹介します。

1.コミュニケーション能力があるか

会社はたくさんの人が集まって、同じビジョンや目的を共有し、働く場所です。その過程では、クライアントや取引先、ユーザーなど、多くの人たちと関わります。そうしたコミュニティーの中で働くには、コミュニケーション能力が不可欠です。

面接の場では、企業はその学生にコミュニケーション能力があるかを判断しています。質問に対し、学生はきちんと誠意を持って答えることが求められます。では、どんなところでコミュニケーション能力の有無がチェックされるのでしょうか。例を挙げてみましょう。

<例>

面接官:学生時代は、どんなことを頑張りましたか。

学生:週2回、アパレルショップの販売員として4年間アルバイトをしていました。最初は思ったように売り上げが伸びなかったのですが、接客の上手な先輩を真似したところ、どんどん成績が上がり、最後はショップで一番の売り上げになりました。

面接官:先輩の、どんなところを真似したのですか。

学生:お客様の洋服や持ち物などから好みを把握して、お客様に言われるより早く似合いそうなものを提案することです。細かいところへ目を配り、「先を読む」という姿勢はアルバイトだけでなく、ゼミやサークルでの活動にも役立ちました。

最後の学生の回答は、さりげなく自己PRを含んでいて、そのあとの話題へスムーズにシフトできるようになっています。相手が聞きたいことや、そのあとの展開を予想して話を広げるのは、コミュニケーション能力のなせる技。「コミュニケーション能力が高い」ということは、ただ話し上手でスラスラとよどみなく言葉が出てくるという意味ではありません。相手が何を聞きたいのか、何を話したいのかを的確に判断し、それに沿った受け答えができる能力のことです。そのためにも面接では、「面接官がなぜ、その質問を自分に投げかけたのか」と、質問の意図を的確に把握することが必要になります。

2.企業カラーと合っているか

面接の際に企業側が注意してチェックするポイントがもうひとつあります。それは、応募してきた学生が自分の会社で働いているイメージを持てるかどうか、ということ。企業には、必ずカラーというものがあります。伝統を重んじる会社なのか、技術革新とテクノロジーを追求する会社か。あるいは、自主性を大事にする会社か、リーダーが強力な統率力を発揮する会社なのか。こうしたカラーは、企業研究やOB・OG訪問を行うことで明確になりますし、その会社が求める人物像も明らかになります。

企業はどんなところで、目の前の学生が会社のカラーに合うか、確認しているのでしょうか。例を見てみましょう。

<例>

面接官:これまで一番困難だったことを教えてください。

学生:ゼミではリーダーを務めていて、グループ研究を行ったのですが、みんなの方向性がなかなかそろわず、あやうく仲間割れしそうになったときのことです。

面接官:リーダーとして、どのように収めたのですか。

学生:まず、メンバー全員と一人ずつ話をし、それぞれの意見や希望を詳細に確認しました。そのあと、みんなで話す時間を取り、全員の希望の“最大公約数”を探し出すことで、グループの和を取り戻しました。

 

入社後、グループやチームで稼働する機会の多い職場の場合は、協調性やコミュニケーション力がキーワードになります。そうした能力を発揮したエピソードを伝えることで、面接官に、「この学生は入社後もきちんとチームワークを大事にしてくれそうだ」「この学生は、会社のカラーに合いそうだ」と判断してもらえるでしょう。

しかし、グループやチームで稼働せず、どちらかというと個人で稼働する機会が多い職場の場合、主体性を求められることもあります。そのような企業の場合は評価されないかもしれません。

とはいえ、その会社が求める人物像に無理やり合わせる必要はありません。たとえ入社できたとしても、本来の自分と会社が求める人物像とのギャップに悩むこともあるでしょう。また、企業が理想とする人物像はあくまでも目安であり、必ずしもそれに近い人が採用されるとは限りません。それよりも大事なことは、相手の求めるものをきちんと理解し、それを踏まえて「自分自身」の価値観や人となりを表現することです。

もし、会社のカラーに共感し、自分も「そのカラーに染まりたい!」と思うなら、面接での受け答えもおのずと歯車がかみ合うものになり、面接官にもあなたのカラーに共感してもらえるでしょう。

質問の真意をとらえ、何を伝えるべきかを考える

 面接②.png

面接官がなぜその質問を投げかけたのか、相手の真意を知ることは大切です。例えば、「わが社の特徴は、どんなところだと思いますか」と問われたとします。このとき、面接官が知りたいことは、「会社のことを、しっかり研究しているか」ということ。これは、「なぜ、この会社に入りたいと思ったのか」という志望動機にも直結する大事なことですし、「どれくらい熱意を持って、この会社に入社したいと思っているのか」という学生の本気度をはかるのにも大切な質問です。

しかし、この質問の面接官の真意は、これだけではありません。多くの場合、「業界全体のなかで、わが社の立ち位置をどのようにとらえているのか。競合他社との優劣をどのように考えているのか」という、業界全体を広く見渡す視野もチェックしようとしているのです。

よほどニッチな業界でない限り、必ず競合企業は存在します。つまり、その会社を志望したということは、競合よりも優れた点があるからで、比較の結果、その企業を志望した理由を面接官は知りたいと思っているのです。

「わが社の特徴は?」と問われたときには、その会社のウェブサイトに掲載されている情報だけでなく、その企業が業界のなかでどのような状況に置かれどんなことをしているのかなど、+α(プラスアルファ)の回答ができると良い印象を残せるでしょう。もちろん、そのときに企業に対する自分の想いや熱意などを追加できると、さらに面接官の心に響く回答になるでしょう。

面接で話すことの骨組みを考える

面接では、多くの場合、尋ねられる項目が決まっています。そのためある程度、本番を予測しながら回答の準備をしておくことができます。では、面接で尋ねられる質問は、どのような構成になっているのでしょう。よく見られるパターンを見てみましょう。

面接③.png

この図のように、面接では「事業内容」「業界や企業に関するニュース」などから始まって、「社内風土」や「募集職務内容」、そして、「企業の将来」と話題が展開していくケースが目立ちます。それぞれの質問には、面接官が考える意図があり、その意図を踏まえて回答を準備しておくことが大切です。

「事業内容」が話題になったら、先述したように、会社への想いや業界全体を見渡しての考えを述べることが必要です。また、「業界や企業に関するニュース」を問われたときは、ただニュースを述べるだけでなく、「なぜ、あなたがそのことに関心を持ったのか」と、自分のことと関連付けて回答することが求められます。この話題をさらに追求していけば、志望動機を語るときのエピソードとして利用することができるでしょう。

さらに、「募集職務内容」や「社内風土」を尋ねられたときは、「自己PR」と関連付け、「自分の性格や能力、あるいは、保有している資格をどのようにその仕事でいかすことができるのか」という回答に落とし込むこともできます。それをもっと具体化し、「募集職務内容」について話題が及んだときには、「自分のやりたい仕事」と関連付け、入社後にどんな仕事を、どんなふうにやってみたいか、入社後の自分像を明確に語ることができるでしょう。

そして、「企業の将来」の話題になったら、将来的にどのような仕事をしていきたいのかという、自分の未来予想図を絡めながら、長期的な視野で志望動機を語ることができます。このように、面接の準備では、一貫した流れに則して話を組み立てておくことが大切。このとき、各話題が細切れになるのではなく、それらにストーリー性を持たせておくことで、自分の中でしっかりした軸を保ち、スムーズな回答ができるはず。

面接では、必ずしもこの図のような順番で質問が展開していくとは限りません。しかし、あらかじめ自分の回答にストーリー性を持たせ、軸を確立させておけば、どの質問から投げかけられてもぶれずに回答することができるでしょう。

面接で一番大切なことは、自分自身を最大限アピールすること。そのためには、企業のカラーや業界全体の流れを理解し、それを踏まえた回答ができるように準備しておくことが必要です。自分の回答に一貫性を持たせ、どんな質問を投げかけられてもぶれずに答えることができるよう、事前に回答の骨組みをしっかりと作っておき、自分の想いや考え方を伝えやすくしておきましょう。

LINE Facebook Twitter

TOPICS