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就活の志望動機は企業の特色を抑える! 
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就活の志望動機は企業の特色を抑える! 

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就活の志望動機は複数の要素からできている!

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就活生が苦戦するもののひとつに挙げられるのが、志望動機を考えること。面接試験では必ず問われるものですし、志望動機の良し悪しが採用の合否に大きく影響するといっても過言ではありません。しかし、「ライバルと差のつく志望動機を考えなければ!」と気合が入りすぎてしまったり、どんなに考えても通り一遍の平凡なものしか浮かんでこなかったり……。そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、志望動機を作るコツを紹介。基本となるポイントをしっかり押さえておけば、実は志望動機を考えることは意外なほど簡単です。

こういう志望動機はNG!

せっかく一生懸命考えた志望動機でも、評価の対象にされないケースもあります。それどころか、内容によっては、企業側にマイナスなイメージを与えてしまうことも。以下のチェックリストにあてはまるような志望動機を作っていませんか? 1つでもチェックがついたら今一度自分の志望動機を見直してみましょう。

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それではひとつずつ具体的に見ていきましょう。

  • 「将来性」「安定性」が第一の志望理由で他力本願な印象

その会社を志望した理由として、「将来性がある」「安定性がある」ということを述べる学生もいます。しかし、これらは志望動機のNGワード。会社に対して依存する態度がうかがえますし、「将来性があり、安定している企業ならどこでも良いのか」という無節操な態度にまで見えてしまいます。

確かに、近年はひと昔前と異なって変化が大きく、将来を予測しにくい社会です。終身雇用制度によって将来を担保されていた以前とは、働くことに対する意識やモチベーションも異なるでしょう。とはいえ、「将来性」や「安定性」を志望動機のキーワードにすると、他力本願な印象を与えがち。また、成長意欲がなく、向上心の少ない人物ととらえられてしまうかもしれません。「不安定で、見通しの悪い社会だからこそ、自分の力で未来を切り開く!」という、やる気とガッツにあふれる人材が求められているのです。

  • 「社会貢献」という言葉が頻発しているが具体性に欠けている

「社会貢献」は確かに崇高な理念です。でも、具体的にどんなことをして、どのように社会に貢献するのか、具体性が欠けていては、ただ「社会貢献」という言葉だけが空々しく響いてしまうことも。また、本来企業は事業によって利益を上げてるところです。NGOやNPOの団体とは異なり、社会貢献が企業の主目的ではないことも理解しておきましょう。

  • 応募企業のファンであることをアピールするだけ

企業が提供している製品やサービスが好きだったり、あるいは、創業者の理念に深く共感していたり、「企業のファンである」ということを積極的にアピールする学生も少なくありません。しかし、企業が社員として求めているのは、ファンではありません。事業をさらに展開し、将来に渡って利益を生み出す人材こそが、必要なのです。

  • 「御社で成長したい」と言うが、実は、その会社でなくてもよい

向上心を持ち、自分を常に成長させていきたいと考えるのは素晴らしいことです。しかし、企業が求めているのは、「社員の成長」ではなくて、「企業の成長」。もちろん、一人ひとりの社員が着実に成長していくことが、いずれ、企業の成長につながるのでしょうが、しかし、最終的な目標は個人の成長ではなく、企業の成長、つまり、業績の向上や事業規模の拡大です。「成長したい」ということをアピールするなら、「なぜ、その会社でなければダメなのか」「自分が成長することで、会社にどのようなメリットを与えられるのか」など、一歩踏み込んだ内容にしましょう。

  • 会社説明が多い

「自分はこれだけ熱心に企業研究を行いました!」とアピールするためか、会社のウェブサイトやパンフレットの内容を延々と語る学生もいます。もちろん、一生懸命企業研究を行うことは大切ですし、その熱意を伝えようと努力するのも良いでしょう。しかし、そこに自分ならではの意見を加え、「その会社を自分はどのように理解し、どんな点に魅力を感じているのか」ということを述べなければ、志望動機としては不十分なのです。

  • 軸が不明確で何を重視しているのかわからない

志望動機には、「軸」が必要です。自分がどんな価値観を持ち、何を重視してその会社を選んだのか。この要素が欠落している志望動機では、企業が見たときに「熱意に欠ける」と思われがち。「仕事を通じて実現したいこと」と「その会社だからこそできること」をしっかりと連結させて、一貫性のあるストーリー展開をすることが求められます。

志望動機を構成する要素を理解しよう!

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志望動機には、必ず盛り込むべき要素があります。逆にいえば、それらをしっかり盛り込んでおけば、ひとまず志望動機としては及第点であるということ。では、いったいどのような項目を盛り込めば良いのでしょうか。項目を挙げてみましょう。

  1. 応募した企業で達成したいこと

理由:面接官は、その学生が会社に入ってどんな働きをしてくれるのか、知りたがっています。

  1. 志望するきっかけとなった自らの経験

理由:その企業を志望した理由の、具体的な根拠となります。

  1. 企業を選ぶ際に最も重視したポイント

理由:人生における、その人の価値観を最も端的に表す項目です。

  1. ほかに応募している業界と比較してこの業界を選んだ理由

理由:面接官は広い視野を持って業界研究を行ったか、見定めています。

  1. 応募した企業で貢献できること(具体的に)

理由:今どんなスキルや資格を保持しているのか、即戦力として期待できるかどうかを示す質問です。「1. 応募した企業で達成したいこと」が本当に実現できるのか、その裏付けとなります。

  1. 選んだ業界のなかでも応募した企業である理由(必要性)

理由:面接官は業界内での、その企業の優位性や特徴をきちんと理解しているか、確認しています。

企業にとって自分を採用するメリットをアピールする

志望動機を考えるうえで大事なことは、「企業側にとっても、自分を採用することがメリットとなることをアピールする」という姿勢です。

例えば、「応募した企業で達成したいこと」を考えるときには、自分の目線ではなく、企業の目線で考えるように意識すること。就活は、学生と企業の双方が満足し、メリットを感じるものでなければなりません。そのため、自分本位の視点ではなく、「会社が自分を雇ったら、こんなに良いことがある」ということを常に考えるようにしましょう。

もうひとつ大事なことは、謙虚な姿勢を持つこと。確かに、面接試験は自分をPRする場所ですし、経験やスキルに自信を持つことは大切です。しかし同時に、面接官は、「共に働く仲間として、その学生はふさわしいかどうか」ということもチェックしています。どんなに優秀な学生でも、謙虚さがなかったり、協調性に欠けていたりすると、チームワークを築くことが難しいですよね。そのためにも、常に謙虚な姿勢を心掛けるようにしましょう。

志望動機は複数企業に使いまわしが利く!?

志望動機は応募する企業ごとにオリジナリティーのあるものを作り、自分ならではの考えをアピールするべきです。しかし、採用試験を受けるのは1社や2社ではありません。ほとんどの場合、たくさんの企業を同時に並行して志願しますよね。1社ずつ、入念に志望動機を考えるのでは大変な時間がかかりますし、労力も必要です。

なかには、考えるのが大変だといって、ひとつの志望動機をいろいろな企業で使いまわす学生もいるでしょう。もちろん、これは好ましいことではありません。どこの企業でも使いまわせるということは、「どうしてもその企業でなければダメなんだ!」という熱意に欠けるということです。面接官は、「なぜ、当社なのか?」というところを一番、知りたがっています。その疑問にうまく答えられなければ、どんなにスラスラとよどみなく回答できたとしても、インパクトの弱い志望動機になってしまいます。

だからといって、1社ごとに異なる志望動機を考えるのは手間がかかる……。ではどうすれば良いかというと、そのまま使い回すのではなく、多少、手を加えるのです。例えば、前項で挙げた「志望動機を構成する6つの項目」のうち、「1. 応募した企業で達成したいこと」「5. 応募した企業で貢献できること(具体的に)」「6. 選んだ業界のなかでも応募した企業である理由(必要性)」は、応募した企業に合わせて再考する必要があります。

しかし、「3. 企業を選ぶ際に最も重視したポイント」と「4. ほかに応募している業界と比較してこの業界を選んだ理由」は、同じ業界内であれば流用することができます。また、「2. 志望するきっかけとなった自らの経験」は1、5、6の回答次第で流用することができるでしょう。このように、すべて使い回すことは無理でも、しっかり応募する企業の特色を押さえておけば、流用することは十分可能です。

「志望動機を考えるのが苦手」という人は、まず、志望動機はひとつの要素からできるものではなく、複数の要素からできるものだということを理解する必要があります。そして、志望動機を構成する要素を踏まえれば、面接官の心に響く志望動機を考えることは、決して難しいことではありません。自己分析をしっかり行い、自分自身と向き合っていくことで要点が明確になり、筋の通った志望動機となるでしょう。

 

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