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【就活生のビジネスマナー】「拝啓」と「敬具」の意味とビジネスマナー
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【就活生のビジネスマナー】「拝啓」と「敬具」の意味とビジネスマナー

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【就活生のビジネスマナー】就活生ならば知っておきたい!「拝啓」と「敬具」のビジネスマナーとは?

 

「面接後や内定後に、お礼状を出したい」

そう思ったときには、メールよりも手紙で思いを伝えましょう。しかし、企業へお礼状を送る際に、手紙のルールを知らないと常識が疑われてしまいます。メールにビジネスマナーがあるように、手紙にもビジネスマナーがあります。

今回は、「拝啓」と「敬具」の意味から使い方まで、幅広くご紹介します。日本特有のビジネスマナーを知っていると、一般常識を大切にしている学生というイメージを担当者に与えることもできますよ。

 

まずは理解しよう!「拝啓」と「敬具」の意味とは?

「拝啓」と「敬具」。どちらも中国や日本で、宮廷の高貴な身分の人に差し出す書簡(漢文で書かれた手紙のようなもの)に使われていました。敬意を持った相手へ、しっかりとした挨拶をするときに必要な言葉です。

 

◆「拝啓」は、お辞儀を意味する

「拝啓」を訓読みすると、「おがみもうす」になります。これは「お辞儀をして申し上げる」という意味であり、「人が会うときに、お辞儀をして挨拶する」のを表しています。また、「謹んで申し上げる」の意味合いを持つため、かしこまった表現でもあります。

 

◆「敬具」は、「それではまた」を意味する

「敬具」の「敬」は、心より敬うこと。「具」は、伴う・述べることです。

「敬意で結ぶ」という意味があり、「手紙の最後を恭しく整える言葉」として使われています。また、「謹んで申し上げました」という結びの言葉であり、「それではまた」の意味合いを持ちます。

 

日本の風習であり、手紙には欠かせない

「メールでは拝啓と敬具を書かないのに、なぜ手紙には必要なのか?」と疑問を持つ人もいるでしょう。

「拝啓」と「敬具」は、形式として使われることが多くなっています。しかし、ビジネスメールでは、読み手に負担をかけない配慮をします。そのため、形式でかしこまってしまう「拝啓」と「敬具」を使わない習慣があります。

「拝啓」と「敬具」は、日本の風習として現在でも残してあるマナーです。「手紙という文面だけでも、この形式を大切にしよう」という思いから、「拝啓」と「敬具」は、手紙でのビジネスマナーとして定着しています。

手紙でもメールと同様の書き方をすると、「マナーがなっていない」というイメージを与えてしまうこともあるため、注意しましょう。

また、「拝啓」で始まり、「敬具」で終わることが大切です。基本の組み合わせは他にも、「前略」と「早々」、「謹啓」と「敬白」があります。

 

「前略」は「冒頭のあいさつを省かせていただきます」という意味であり、「早々」は「慌ただしくなり、申し訳ございません」を表しています。日常的な手紙の形式では使えますが、ビジネス向きではありません。お礼状に「前略」と「早々」を使わないように、気を付けましょう。

 

「謹啓」は「謹んで申し上げます」で、「敬白」は「敬いて申し上げます」の意味合いを持ちます。「拝啓」と「敬具」よりも、さらに丁寧な言い方です。

かなり目上の人や、自分が心より尊敬する方に、「謹啓」と「敬白」を使いましょう。お礼状で書いても問題ないですが、「拝啓」と「敬具」の形式を使うケースが多いです。

 

頭語(とうご)と結語(けつご)を間違えて使ってしまうのも、「マナーがなっていない」と思われます。例えば、「拝啓」で始まり、「敬白」で終わってしまうパターンです。

日本の風習である手紙のマナーでは、基本の組み合わせが何よりも大切。読み返して確認するときは、必ず組み合わせまで確認しましょう。

 

時候のあいさつまで、しっかり覚えよう

「拝啓」と「敬具」の間には本文が入りますが、それ以外にもさまざまな形式があります。

 

◆お礼状のシンプルな書き方

簡素な書き方をするならば、「拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」と始めて、本文に入ります。手紙の最後に、「末筆ながら、貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます 敬具」と書いて、文章を締めくくるとシンプルなお礼状になります。

このように、「頭語(拝啓)・安否のあいさつ」で本文に入り、「結びの言葉・結語(敬具)」で締めると書きやすいです。しかし、人によっては「時候のあいさつ・感謝のあいさつ・起こしの言葉」まで書きます。

省略しないでしっかり書くと、読み手も嬉しく思うものです。就活中に手紙を書く機会は限られるので、一度でもいいから挑戦するように心がけましょう。

 

◆ワンランク上の書き方

「時候のあいさつ」は、月ごとに変わります。3月ならば「早春の候」や「春寒の候」、5月ならば「新緑の候」や「初夏の候」があります。その時期を表す、さまざまなあいさつが「時候のあいさつ」です。

「感謝のあいさつ」は、「いつも、お世話になっております」という意味のあいさつです。手紙では、「日頃は大変お世話になっております」や「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」を使います。平素は「常日頃」という意味であり、高配(こうはい)は「他人を敬う心配り」のことです。

「起こしの言葉」は、本題である用件に入るとき、最初に使う言葉です。「さて」「ところで」「このたび」など、本文の前に書くだけで、手紙も読みやすくなります。

 

◆お礼状の理想的な書き方

これらを取り入れたお礼状を書くとすると、「拝啓 初夏の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」が始まりの言葉です。

そして、「さて、このたびは」など起こしの言葉の後に、本文を書きましょう。

最後に、「末筆ながら、貴社ますますのご発展をお祈り申し上げます 敬具」で締めると、とても印象的なお礼状になります。

「拝啓」と「敬具」には、手紙ならではのビジネスマナーがあります。これは日本の風習なので、省略せずにきちんと書いたほうが、読み手にも思いが伝わります。ぜひ、「拝啓」と「敬具」をマスターして、就職活動を乗り切りましょう。

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