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【就活生の正しい敬語】「存じます」の正しい敬語の使い方と注意点
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【就活生の正しい敬語】「存じます」の正しい敬語の使い方と注意点

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「存じます」は履歴書で使える?就活で理解しておきたい敬語

 

「存じます」は、「思います」の謙譲語、「存じる」にていねい語の「ます」がついた敬語です。謙譲語とは、自分の状態や動作などをへりくだって表現して相手への敬意を示す敬語です。

そのため「存じます」は、目上の人や仕事であれば社外の人などに使う言葉です。おもに「~いたしたく存じます」「~へうかがいたく存じます」など、目上の人や社外の人に自分の思いを告げるときに使用します。

今回は、こうした敬語の使い方についてご説明します。

 

「存じます」の使い方

「存じます」という敬語の意味から考えると、履歴書で使うことに問題はないように見えます。一般的にも多用されているのでそれほど難しそうには感じないかもしれませんが、使い方に注意したいのがこの「存じます」です。

それでは、どんなときに使われるのでしょうか。まず知っておいてほしいのが「存じます」と「存じ上げます」の違いについて。似たような言葉ですが、「存じます」は物や事象に対して自分がどう思っているのかをあらわすものですが、「存じ上げる」は「知っている」という意味合いの強いものです。人に対しては「存じ上げております」という言葉を使います。

「存じます」は、普段の生活で使うことはあまりありませんが、ビジネスの世界ではよく耳にする言葉です。口頭で話すときにも使われますし、メールなどの文章にも使われます。

たとえば「ご多忙中とは存じますが、●●をお願いいたしたく…」などですね。この場合、「多忙だとは思うけれど」の『思う』が「存じます」に変化しています。元々口語なので、「●●さんのことは、知っていますか?」「はい、よく存じ上げております」のように会話でも使用します。

 

履歴書で使う「存じます」は間違いなのか?

結論から言えば、間違いではありません。ですが、あまりいい使い方とは言えません。

たとえば、こんな文章はどうでしょう。「貴社に入社することができましたら、○○のようにがんばりたく存じます」「貴社の事業について××と存じているため」などなど……。

文章としては間違っていないのに、なんとなく違和感やくどさを覚えませんか?

このように「存じます」は、伝えたい内容によっては熱意や若々しさが感じられない文章になってしまいます。特に履歴書の志望動機などに必要なのは、「元気」「熱意」「若々しさ」ですから、あまり相性のいい言い回しとは言えないでしょう。

逆に、履歴書送付時の添え状に「ぜひ一度面接の機会をいただければと存じます」のように加えると、ていねいな敬語が使われている印象を与えることができます。

 

就職活動中に気をつけたい敬語の使い方

「存じます」はビジネスシーンでよく使われる敬語ですが、間違った使い方をしている人は一定数います。まだまだ敬語に慣れない就活生が間違った使い方をしていても一生懸命さが伝わるほうが大切ですので、あまり気にしないでおきましょう。

ほかにも気をつけてほしい敬語の使い方をまとめます。

敬語を正しく使えるということは、正しい日本語を使えるということにもなります。せっかくの機会ですので、ぜひ美しい日本語を操ることのできる大人を目指しましょう。

 

◆二重敬語に気をつける

たとえば「ご覧になられる」は、『見る』の尊敬語「ご覧になる」と丁寧語の「~られる」、2種類の敬語を使っています。できるだけていねいな言葉を使おうとして敬語を重ねてしまいがちですが、敬意がより高まるわけではないですし、回りくどく感じてしまいます。言われた相手が不快に感じるものではありませんが、就活中は言葉遣いもチェックされていますので注意しましょう。

 

◆謙譲語を使えるようになる

「○時に行きます」のように、自分の行動を表すときは謙譲語を使いましょう。「行く」なら「伺う」です。自分の行動を下げて表現すると、奥ゆかしさや相手に対する敬意をあらわすことができます。

 

◆「させていただく」は使い方を間違えると嫌味に聞こえる

「させていただく」という言い回しですが、これは相手から許可を得た上で行う行動に使う謙譲語です。「お仕事をご一緒させていただきました」という場合、相手から許可を得て仕事の仲間に入れてもらった場合は「させていただいた」で問題ないでしょう。ですが、同じチームに配属された場合など、相手の許可に関係なく一緒に仕事をした相手の場合、「お仕事をご一緒した」が正解です。ここで「させていただいた」を使うと、相手によっては「私が決めたような言い方をされた」と思われてしまうこともあるので注意してください。

 

◆「バイト敬語」や「若者言葉」は意識して直す

「よろしかったでしょうか」は、典型的なバイト敬語で、正しい言い回しは「よろしいでしょうか」になります。ほかにも「履歴書の方(ほう)になります」も同じです。「~のほう」「~になります」も間違いです。正しく言うなら「こちらが履歴書です」です。この言い回しは癖になってしまっている人は、いい機会ですので意識して直しましょう。

また、「食べれる(正しくは食べられる)」「見れる(正しくは見られる)」などの「ら抜き言葉」をビジネスの場で使っていることは恥ずかしいことですので、意識して直していきましょう。

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