就活パレット 就活パレット

業界研究

電機業界の売り上げとその将来性  
業界研究

電機業界の売り上げとその将来性  

LINE Facebook Twitter

2016年の電機業界は大転換期を迎えた

日本の電機業界の業界規模は80兆円以上。大手電機メーカーとよばれる企業は8社(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、ソニー、シャープ、NEC、富士通)です。家電を含む「電気機器」業界は、2015年時点で東証一部の全時価総額の10.8%を占めており、金額ベースでは自動車などの「輸送用機器」に次ぐ第2位です。戦後日本のものづくりや経済を支えてきた代表的産業です。

Ullet(ユーレット)による売上高の最新ランキング(2016年7月時点)では、上位10社は日立製作所(10兆円)、ソニー(8.1兆円)、パナソニック(7.5兆円)、東芝(5.6兆円)、富士通(4.7兆円)、三菱電機(4.3兆円)、キヤノン(3.8兆円)、日本電気(NEC、2.8兆円)、シャープ(2.4兆円)、リコー(2.2兆円)という順です。
ただし、2位のソニーはソニー生命を中心とする金融事業とプレイステーション(PS)4を擁するゲーム事業が好調で業績をけん引しており、得意としてきたテレビ事業に代わる屋台骨となっていることに注目すべきです。また、東芝は2016年、不正会計問題を受けて経営再建を迫られ、家電部門を中国の美的集団に売却。「総合電機メーカー」としての歴史に幕を下ろしています。シャープも、経営再建のために台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下入りしました。2016年の電機業界は、大きな転換期を迎えたといえます。
http://gyokai-search.com/3-denki.html

 

今勢いのある企業がずっとその勢いを維持するとは限らない

就職するときはもちろん、売上高が大きく業績のよい企業に就職すべきでしょう。若いころは「大企業で組織の歯車になりたくない」と思うかもしれませんが、売り上げや企業の規模が大きいほど、大きな仕事を任されるチャンスが巡ってくるのは事実です。

規模の小さい企業のなかでも、光る技術を持って独自路線で経営できているのはほんの少数で、多くの中小・中堅企業は大企業の歯車になっています。安定性があって人気のメーカー子会社も、親会社の意向に沿った業務を請け負い、歯車となっています。要するに大きい組織の歯車になるか、小さい組織に入ってさらに大きい組織の歯車になるか、という違いです。

また、業績が悪い企業は、不要な人員をどんどんリストラしたり、部署を縮小したりと、社内の活気が失われます。当然、給与やボーナスのカットも始まり、働いても働いても、働きに見合った給与がもらえなくなります。そういった意味でも、勢いのある企業に入社したほうがやりがいも感じられるでしょう。

しかし、エンジニアとして新卒で入社して20年以上働くと考えたとき、今勢いのある企業がずっとその勢いを維持しているかというと疑問が残ります。例えば、今苦境に立たされている日本の大手電機メーカーの社員であっても、20年前に新卒で入社したとき、自分の会社にこんな将来が待ち受けているとは思わなかったはずです。
例えば、ゲーム大手の任天堂。家庭用ゲーム機器の先駆けとして、「ファミリーコンピューター(ファミコン)」や「ゲームボーイ」を発売し、ゲーム業界の歴史を塗り替えた企業です。

一時は、スマホのソーシャルゲームが登場した勢いに押され、「スマホゲームは作らずゲーム機一本でいく」と表明していた任天堂には、最盛期ほどの勢いは見られなくなりました。一時期は「任天堂の倒し方」なんて言葉も流行りましたね。

しかし、2016年には、自社のIP(知的財産)である「ポケットモンスター」を使ったソーシャルゲーム「ポケモンGO」が世界で大流行。株価が急上昇し、再び注目を集めています。ゲーム業界での勢いを失うきっかけとなったソーシャルゲームで復活するとは、皮肉なめぐり合わせです。業績が低迷していたときに、当時の勢いだけで企業選びをした人は、今頃後悔しているかもしれませんね。

任天堂が「復活」できたのは、「ポケモン」という長年にわたってユーザーに愛される財産があったから。こうした財産こそが、企業の底力といえます。エンジニアとして長く働くのであれば、底力のある企業を選ぶべきでしょう。そのほうが、結果的にやりがいにつながっていくはずです。

 

将来性を含めたその企業の「実力」を見極めよう

日本の家電業界は、終身雇用制を基本とし、社員が安心して働ける環境を提供することで社員の忠誠心を高め、品質のよい製品を世に送り出してきました。

事業環境が変わる中で雇用状況も大きく変わり、いまや「大手メーカーに入社できた」というだけで安心していられる時代ではありません。10年、20年と長く働ける企業を見つけるためには、現在の事業規模や売上高だけを見るのではなく、将来性を含めたその企業の「実力」を見ていくべきです。

メーカーへ就職したい方必見!

大手メーカー20社面接対策資料をプレゼント!

⇒ダウンロードはこちら

LINE Facebook Twitter

TOPICS