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業界研究

日本と海外の電機業界の未来はAIもったスマートロボットとオリジナルティーをもった人の共存
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日本と海外の電機業界の未来はAIもったスマートロボットとオリジナルティーをもった人の共存

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日本国内のことしか知らないようではエンジニアとして活躍できない

日本には、世界的にも大きなシェアを占める電機メーカーがいくつも存在するため、電機業界を志望する就活生のほとんどは、国内メーカーに照準を絞っているでしょう。一方で、インターネットなど先端テクノロジーの発達で、いまやビジネスは国際的に競争が激しくなっています。

電機メーカー各社とも、主戦場は少子高齢化で市場がシュリンクしている日本国内ではなく、人口が増え経済が成長する海外市場に移っており、戦う相手は世界メーカーです。国内メーカー志望だからといって、日本国内のことしか知らないようでは、今後エンジニアとして活躍できません。今回は、日本と海外のものづくりメーカーの現状や取り組みを通じて、製造業の未来図を探っていきます。

 

エアバスやテスラ・モーターの最新鋭スマート工場とは

ここ数年、世界の製造業が注目しているキーワードといえば、「インダストリー4.0」「人工知能(AI)」です。
インダストリー4.0は、欧州の技術大国ドイツが掲げる新しいものづくりの考え方で、AI、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなどを活用した「スマート・ファクトリー」の実現を目指します。ドイツは、これを2011年から産官学共同で進めている国家プロジェクト「High-Tech Strategy 2020 Action Plan(ハイテクノロジー戦略の2020年に向けた実行計画)」のひとつに位置づけています。

18世紀後半の第1次産業革命では、蒸気機関の発明などで工場の機械化を達成しました。19世紀後半に起きた第2次産業革命は、電力を活用した大量生産が開始されました。20世紀後半に起きた第3次産業革命は電気とITを組み合わせたオートメーション化が図られました。インダストリー4.0は、第4次産業革命となると考えられています。

AIや3Dプリンターなど、ものづくりの最先端となるキーワードをふんだんにちりばめた最新鋭の工場や設備を擁するのが、航空大手のエアバス社です。エアバス社は、未来の工場に必要とされる要素として、「Smart(より賢い)」「Faster(より素早い)」「More digital(よりデジタル化を進んだ)」「More reactive(より反応がよい)」の4点を重視されるとして、その実現にはIoTによってオートメーション化された生産設備とAIを搭載したスマートなロボットが欠かせないとしています。

エアバス社ではすでに3Dプリンターは製品加工に取り入れられており、航空機A350 XWBは2015年時点で1,000以上の部品を3Dプリンターで製造しているほか、人工衛星の部品製造などにも利用されています。このほか、ビッグデータやVR(拡張現実)などもものづくりの現場で取り入れられています。
このほか、画期的な電気自動車(EV)をたくさん世に送り出しているアメリカのテスラ・モーターズの工場などでも、スマートなロボットたちが主体となったものづくりが進められています。

 

日本の製造業はスマート工場のトップランナー

一方、日本の製造業がスマート工場の分野で遅れをとっているかというと、そんなことは決してありません。少子高齢化が進み労働人口が減っていく日本にとって、マンパワーの確保は長年の課題だったからです。自動車業界や電機メーカーなどは、海外に生産拠点を移して安い労働力を確保することで解決を図ろうとしてきましたが、新興国の経済成長で人件費が上がり、そうした手段も長年にわたって続けられるものではなくなっています。

生産工程をロボットに置き換えることは、労働力問題の解決を図る最終的な手段になるはずです。
キャノンはいち早く、2018年を目途に国内のデジタルカメラ生産を完全自動化すると表明しています。このように、インダストリー4.0が話題になる前から、実は日本政府や民間企業はITを活用した生産現場の効率化、改善に取り組んできており、この分野ではむしろ世界のトップランナーなのです。

 

世界で戦う日本の電機業界にどういった貢献ができるか

世界を相手に戦う日本のものづくり企業に入社したければ、国内のことを知っているだけでは不十分です。世界的なトレンドも抑えておくことで、「自分は日本の電機業界にどういった貢献ができるか」というほかの就活生とは一味違う切り口での自己PRや志望動機が作れるはずです。

日本のものづくり産業は経済を支える大きな柱なので、日本語でもさまざまなニュースが発信されています。語学力に自信がなくても、こうしたニュースはキャッチできるでしょう。海外の主要ニュースにも目を通し、自分なりの考えや意見、予測なども説明できるようにしておくことで、ほかの就活生に一歩差をつけることができます。

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