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企業研究をもっと効率良く!企業情報収集に特化した「会社四季報」
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企業研究をもっと効率良く!企業情報収集に特化した「会社四季報」

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自分の働きたい業界が決まっていて、いよいよ就職活動を開始したときに第一歩となるのは、まずは応募する企業を探すことでしょう。しかし、どれだけ業界が特定していても、実際どんな会社があるのか調べようとすると、なかなか上手く把握できないですよね。またそこから企業の基本的な情報を調べていくのも大変なことです。

企業研究に慣れてきても、ネットに頼るのも限界があり、効率良くまとめてチェックできるものがあれば……と思ったりはしませんか? ここではそんな「もっと効率よく企業研究の情報集めができないかな?」という悩みにヒントとなる方法を紹介したいと思います。

企業の種類を把握して情報収集しよう!

企業研究において、情報収集をする前に前提として知っておきたいのが、上場企業と非上場企業では開示している情報に違いがあるということです。上場企業は会社情報があるため、財務状況や事業戦略などのIR(インベスター・リレーションズ/企業が投資家に向けて経営状況や財務状況、業績動向に関する情報を発信する活動)情報が開示されています。

適時開示制度というのは、投資家へ適切な情報を提供するための制度です。開示された情報は誰でも閲覧することができるので、投資以外の転職・就活・企業間取引等の場面でも役立てることができます。

一方、上場していないスタートアップの企業の場合は、そういった情報を集めにくい分、応募前から直接話ができる機会を積極的に設けている企業も多くあります。したがって、そういった機会を利用して生の情報を集めるのもよいかと思います。ここでは上場企業の企業情報をあつめる方法として、「会社四季報」について説明しましょう。

 

「会社四季報」とは?

まず、「四季報」というのは、一般的にはある分野に関する新しい情報・資料などを掲載して1年に4回(季節ごとに)刊行される出版物のことをいいます。四半期ごとに作成される書物という意味では、「月報」、「年報」と元々は同列ともいえます。組織内での発行物としては、「四半期報」と呼んでいることもあります。

「会社四季報」または「就職四季報」は、東洋経済新報社が発行している金融・株式系の四季報のことです。金融証券の世界では、「四季報」というと、この東洋経済新報社の発行する「会社四季報」を意味するほど有名なものです。この「会社四季報」には、上場企業に関する情報はもちろん、REIT(Real Estate Investment Trust、リートまたは不動産投資信託/公衆から調達した資金を不動産に投資する金融商品の一種)、ETF(Exchange-Traded Fund, 上場投信/上場投資信託, 金融商品取引所で取引される投資信託のこと)など上場している投資信託等に関する情報や、財務データ、業績予想、事業の状況などの詳しい企業情報が記載されています。

また、「就職四季報」には、新卒向けに試験情報、採用人数、採用実績校、初任給、昇給率、離職率、育児休暇、残業時間などがまとめられていて、企業の業績や社員の平均年収や平均年齢、定着率や自己資本比率等を調べたり複数企業で素早く比較したりことができ、初めて企業研究をする学生さんにはとても見やすい四季報です。

複数企業を比較に適した「会社四季報」

「会社四季報」で普段よりスムーズにできるポイントとしては、ただそれぞれの企業の情報を目で追っていくだけじゃなく、複数企業の情報をより効率良く比べられるというところです。

たとえばIR情報等は、どの企業も同じような項目の情報を公開していますので、一冊でたくさんの企業の情報をみられる会社四季報では、更にその比較がしやすくなるでしょう。「同様のサービスを開発する中で、この企業はどんな立ち位置にいるんだろう?」「今後の事業展開はどう考えているんだろう?」というように検討して、より自分の希望に合った企業がどこなのか探してみるといいです。

「会社四季報」のポイントをふまえて、効率よく情報収集することで、就活で更に得られる効果もあります。それは、複数の企業情報を比べているうちに生まれてくる疑問をメモしておくことです。これは、実際選考がはじまり面接をうける際「質問はありませんか?」という場面で「御社の〇〇サービスは業績が好調な一方で、××サービスの方は最近あまりふるわない印象を受けております。今後はどのような事業展開を考えていらっしゃるのでしょうか?」とその企業に深く興味を持っているというのを示すチャンスを掴むこともできます。

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