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電機業界で生き抜くために!エンジニアの今後の課題とは 
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電機業界で生き抜くために!エンジニアの今後の課題とは 

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厳しい環境下でも知名度から電機メーカーに入社を希望する就活生は多い

サブプライム問題やリーマンショックによる世界的な金融危機の後は、東日本大震災、欧州の金融危機に端を発した超円高……と、ここ10年あまり、日本の電機業界を取り巻く環境は厳しさを増しています。

さらには、低価格で品質もそこそこ良い技術を身につけた韓国や台湾、中国のメーカーが追い上げをかけており、かつて世界をリードした日本企業の立場も危うくなっているといわれます。とくに、大手電機メーカーと呼ばれる企業8社(日立製作所、パナソニック、東芝、三菱電機、ソニー、シャープ、NEC、富士通)の一角を占める東芝とシャープが経営再建に向けた厳しい道を歩んでいます。


一方、「電気機器」業界は、2015年時点で東証一部の全時価総額の10.8%を占めており、大手電機メーカーは日本を代表とする企業であることは間違いなく、知名度から入社を希望する就活生はまだまだたくさんいます。
今回は、厳しい将来を見据えていても、電機業界で「メシを食う」エンジニアになりたいと希望する就活生のために、今後の課題を見ていきます。

 

AIが人間の仕事を奪う?エンジニアも他人事じゃない!!

シンギュラリティという言葉を知っていますか。「技術的特異点」ともいい、コンピューターの進化が人類の知能レベルを超え、これまでの歴史上の人類の進化に基づいた社会の変革モデルが予測できなくなる社会のことをいいます。要するに、人間の頭脳を超えた優秀なAI(人工知能)がさらに優秀なAIを発明し、そのAIがさらに別のAIを発明し……というように、AIが人間の頭脳を超えて人間を支配する社会のことです。今からたった30年後の2045年には、人類の知能を超えるAIが開発されるという説もあります。
そんなこと、本当に起きるの? マンガやアニメ、映画の見すぎじゃない? と思うかもしれませんが、シンギュラリティをまじめに研究している研究者はいます。しかも、あのGoogleに。Googleは、シンギュラリティの提唱者でもある奇才レイ・カーツワイルをスカウトし、AIが支配する未来に向けた研究を進めているといわれます。

シンギュラリティが達成されるまでにはまだ30年近くある、それまでには自分はエンジニア人生を全うできるだろう……と思っている就活中の人、人類の知能を超えるAIはまだまだ登場していませんが、製造現場でAIによる自動化を進める動きは活発化しています。

例えば、オシャレで画期的な電気自動車(EV)を次々と打ち出すアメリカのテスラ・モーターズ。カリフォルニア州の工場では、労働者の代わりに160体以上のロボットをラインに配置して生産の合理化を進めています。日系では、キヤノンは子会社の大分キヤノンの敷地内に完全自動化生産ラインの設置を進めています。

野村総合研究所と英国の研究者の調査によると、日本国内の職業601種のうち、10~20年後には労働人口の約49%に当たる人々の仕事がAIやロボットに置き換え可能だそうです。置き換えられる可能性が高いとみられる職業は、例えば、一般事務員やタクシー運転手、レジ係や警備員、ビル清掃員やホテルの客室係などが挙がっています。ある程度定型が決まっており、一定のパターンに基づいて処理するような業務や職種が中心ですが、工場の自動化が進めば、製造業の現場だってAIの登場は他人事ではないのです。

ロボットに代替されにくい仕事の特徴は、「創造力」「相手の気持ちを思いやる」「手先を使って細かい作業をする」だといわれます。アニメや映画のように人間の心がわかるロボットが登場すれば、こうした仕事まで置き換えられる可能性はありますが、今のところ、作業的な仕事はAIやロボットが受け持ち、人間はクリエイティブな部分を担当するという流れになっていくでしょう。エンジニアも、単純作業や「待ち」の姿勢で仕事をしていては、そのポジションはAIにとって代わられてしまうかもしれません。

 

視野を大きく持つためにも世界を広げよう

AIに置き換えられてしまうような凡庸なエンジニアにならないためにはどうすべきか。まずは「視野を大きく持つ」ことが大切です。例えば、若いころから社内だけでなく外部のエンジニアとも積極的に交流を図っていきましょう。外資や大学などと共同プロジェクトに参加したり、外部のコミュニティーや勉強会に参加したりする、SNSで積極的に情報交換するなど。

海外に生産拠点をもつ企業であれば、海外に赴任していろいろな人種・文化をもつ人たちの中で働くことも、視野を広げるきっかけになります。そうした中から新しい技術トレンドにキャッチアップし、自分の強みや市場価値を見つめることで、エンジニアとして生きていく指針が見えてくるはずです。

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