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新卒で大手メーカーに就職する事とは?
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新卒で大手メーカーに就職する事とは?

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大手はなぜ、大手なのか

大手メーカーはどのようにして“大手”の企業となったのでしょうか。そこには、技術革新というものが大きく関係しています。新しい技術を生み出し、それを活かして商品をつくることは、新たな市場をつくりだすということです。新たな市場を生み出せば、そこに人がやってきます。経済を動かし、市場もどんどん大きくなります。大手企業は、この技術革新を幾度となく重ね、市場も、経済も、企業自体も大きくしてきました。

例えば、「大手総合電機3社」とよばれる企業のうちのひとつ、日立製作所は、日本初の全自動洗濯機をデザインしたり、国産初の汎用大型計算機を開発したりするなど、国内技術開発・革新を進めてきましたし、三菱電機は国産第1号の電鉄変電プラント完成を成し遂げ、エレベーターとエスカレーターの一貫生産を行うなど、市場を拡大してきました。このように事業を拡大していくには、それだけ人員も必要です。大手企業には、多くの人が集まり、技術を高め、優秀な人材が育っていったのです。大手企業が大手である理由は、技術と市場の拡大、人材確保、人材育成を繰り返し行っていった結果ともいえるのです。

 

大手メーカーに就職することで変わること

大手メーカーに就職することは、人生を大きく変えることになるでしょう。同じような学歴をもった社会人では、大手に勤めようが中小企業であろうが、新卒の時点ではそれほど能力に違いはありません。まだ何も経験していない、まっさらな状態では、できる・できないはわからないからです。しかし、それ以降は得られる知識・経験によって大きく変わります。

新卒の時点で大手企業に入ることが出来れば、業界やその分野の最先端の仕事にかかわるチャンスがあります。技術は常に進歩していくものです。その最先端で仕事ができることは、何よりもの経験につながります。周りには、最先端の技術を動かす人がいたり、その分野で名をあげる人がいたり、新たな技術開発に日々取り組む人もいます。職場の誰もが、最新の、最先端の取り組みを行っている、または目指している人たちなわけです。言葉を選ばずに言えば、彼らの知識・技術を盗むこともできるわけですね。自分のすぐ近くに、仕事や技術面で最良の講師陣がいる状況ともいえます。

新卒時には大差のなかったまわりの社会人と、ここでは歴然な差が生まれています。一商品を作り続ける中小企業では、このような最先端の技術を毎日追うことは難しいでしょう。大手企業の下請けを担う会社であれば、なおさら大手を超える努力は難しいです。新卒ではまっさらの新人だったのが、大手で勤めてスキルアップしていくうちに、“最先端の仕事をしている人”になっているわけです。視野の広さ、技術や仕事に関する視座の高さに大変な差がつくわけですから、大手企業に入ることは、人生を大きく変えることにつながりますよね。

大手メーカーと中小企業での働き方のちがい

大手メーカーと中小企業の働き方については、どんな違いがあるのかというと、それぞれメリットとデメリットがあります。

・仕事の仕方について

大手企業では、仕事内容が細分化されており、非常に多くの人が一つの仕事にたずさわっています。その分効率よく社員を管理でき、管理体制は整っています。しかし、多くの人が携わる分、決裁までの道のりが長く、プロジェクトがなかなか進まない、変化や変革を起こそうにも大変時間がかかるといったデメリットがあります。中小企業では、少数精鋭のところが多いですから、一人の人が多くの業務を行わなければならず、管理が行き届いていない場合も多くあります。しかしその分、部下と上司や社員と役員の距離が近いので、声が通りやすく、仕事の進行や変革は比較的スピーディにおこなえます。

 

・キャリアアップについて

大手企業では、最新の技術にかかわれるチャンスがあると同時に、自身の技術向上も大変大きく狙えることが特徴です。同じ開発機器や設備でも、最新のものを導入できる資本がある大手企業ですから、日々使用する機器や設備が最先端技術のものであったりするわけです。その環境下で仕事に就くことで、必然的にスキルアップも狙えます。ただし、昇進という観点については少しデメリットとなる部分があります。今後大企業では、役職などのポストの数が減少していくことが予想されています。人口構成において、若者の人口が少ないためです。そうなると、ポスト争いが激化します。少ない役職ポストを大人数で争うことになり、その労力も大きくなります。

一方中小企業では、自分自身で積極的に外部へ出て技術講習を受けるなど、社外でも努力をつまないと、なかなか新しい技術をみにつけていくことは難しいのが現実です。しかし、人数が少ない分、自分があげた成果を示しやすいというメリットがあります。上司やその上の役職まで話が伝わりやすいので、成果をすぐに評価してもらえることは、昇進しやすい環境であるといえるでしょう。

 

自分はどうなりたいのかを考えよう

働き方について、大手メーカーと中小企業ではそれぞれメリットとデメリットがあります。ただ、もう一つ付け加えておきたいのは、大手から中小企業への転職は有利でも、中小企業から大手への転職は難関であるということです。よほど優秀な人材でない限り、中小企業から大手へいくのは、技術力などからみても不利になります。一方、大手企業からの優秀な人材であれば、中小企業からのオファーはとても多くなります。

新卒では、大手も中小企業もフラットな位置で選択することができます。自分がどういったキャリアを歩みたいのか(技術を磨きたいのか、仕事の成果を評価してくれる環境で働きたいのかなど)をよく考えて、進みたい方向を決めましょう。

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