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新卒募集要項  企業が技術力より求めていること 
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新卒募集要項に「プログラマー未経験可」ってホント?

近年、求人増加傾向にあるのは、IT・通信の分野で活躍するITエンジニアです。企業や自治体は依然として、新しいシステムの開発や既存業務の効率化といったIT投資を続けており、ITエンジニアの求人は増加の一途を辿っています。ITエンジニアと一口で言っても幅広く、プログラマーやシステムエンジニア、ネットワークエンジニアなどの職種が含まれ、その中でIT業界への新卒就職を考えた時に、入り口となるのがプログラマーという職業です。

プログラマーは、専門的なプログラム言語を駆使して、実際にシステムやソフトウェアを構築します。ITエンジニアとして働くほぼ全員が最初に経験する職種と言えるでしょう。専門的な知識と技術を必要とするプログラマーですが、就職情報サイト「マイナビ」で新卒ソフトウェア技術者の求人を検索すると1700社以上がヒットし、その中でも未経験者歓迎を打ち出しているのは540社に上ります。

今回は、専門的な知識を必要とするプログラマーが未経験でも入社できる理由を見ていきます。

企業が技術力より求めていること

企業が大学新卒者をプログラマー採用する際に見ているポイントは、技術力だけではありません。もちろん、大学でプログラミング言語を専攻している場合は、他の学生よりも採用が優位になります。しかし、実際の企業で必要される技術力はプログラミング言語に加え、業務知識や専門性といった実務の中で学んでいくことが多く、プログラミング言語も研修等で習得できることから、企業側も新卒採用者が即戦力となるかどうかで採用可否を決定しているわけではありません。では、企業側がプログラマー採用をする際にどのような点を見ているのかを実際のプログラマーの職業性と合わせてご紹介します。

・協調性

プログラマーが1人でシステムやソフトウェアを構築していくことは、企業ではほとんどありません。プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャーや顧客の要望を開発工程まで落とし込むシステムエンジニア、テスト工程を担当するテスターもいれば、顧客のフロントとなり契約などを進める営業もいます。一つの案件の中には様々な工程と役割があり、チーム全体で開発を行います。その中で、プログラマーが一人で自分勝手に開発を進めることはなく、進捗や課題を共有しながら進めていきます。チームメンバーとの協調性は必要不可欠なスキルです。

・コミュニケーション能力

チームでひとつの案件に取り組んでいくからには、メンバーとの情報交換と共有が頻繁に行われます。そのため、自身の担当範囲の進捗情報等を的確に伝えるコミュニケーション能力は必要です。また、プログラマーはシステム開発だけではなく、時には顧客へシステムの説明を行うこともあります。将来的にシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーという職業を目指すのであれば、コミュニケーション能力は技術力以上に必要なスキルなのです。

・継続力、粘り強さ

システムやソフトウェア開発には、必ず納期と呼ばれる締め切りがあり、プロジェクトマネージャーやシステムエンジニアは、納期から逆算して開発計画を立てていきます。しかし、実際に開発を行っていくと、様々な問題が発生します。プログラマーであれば、バグやエラーの原因究明や修正に予想以上の時間を注ぐこともあります。しかし、納期をずらすことができるケースは少なく、その際に必要となるのが問題に立ち向かう粘り強さと継続力です。チームで開発を行うからには、自身の担当分野に完成責任を持ち、継続的に粘り強く開発と向き合うスキルが必要とされます。

・自発性

IT業界は、日進月歩で新しい技術が創造されていきます。クラウド技術が流行したと思えば、ビッグデータ、AI(人工知能)と次々に新しい技術が生まれていきます。もちろん、IT技術の進化に伴い顧客要望のポイントも変化するため、プログラマーとして新しい技術やプログラム言語の習得は必要不可欠です。上司や先輩にあたる人から新しいことを教えてもらうという姿勢だけではIT化のスピードに付いていくことはできません。自発的に新しいことを学び、開発に活かしていくことはプログラマーとして大切なことです。

プログラマー未経験者向け研修

プログラマーは未経験者採用も多いことから、新卒採用者を対象に各企業は様々なプログラマー新人研修を用意しています。各企業によって研修内容は多種多様ですが、プログラマー研修としては、多くの企業でプログラミングや開発工程、アルゴリズム(処理手順)の基本的な知識を伝え、その上でその企業で用いることの多い開発言語によるプログラミング演習を行っていきます。ただし、プログラマーの技術力は業務知識や専門性と関連することが多く、新人研修では基本的な内容を伝え、OJTなどの実務の中でテスターや簡単なプログラムを担当しながら、学んでいきます。そのため、プログラマーの新人研修は、技術力を完成させることよりも、全くのプログラム経験がない人でも業務に入りやすくすることが目的と言えるでしょう。

新卒入社では、文系より理系の方が未経験でも有利?

プログラマーには、論理的な考え方が求められるため、大学や大学院で理系の専攻していた人の方がプログラミング言語の習得やアルゴリズムなどの覚えは早い傾向にあると言えます。しかし、その差が出るのは長くても入社してから数年間で、プログラマーとして入社してからは自発的にプログラム言語の習得に取り組み、周りのチームメンバーとうまくコミュニケーションを取れる人が重宝されていきます。また、ITエンジニアとして長い目で見れば、プログラマーとして活動していく中で、顧客との接点も次第と持つようになり、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどの役割も担当していきます。開発の上流工程ではマネジメントやキャッシュポイント、契約上の知識など、文系で学んだことが活かされるケースが増えていくため、文系と理系の差はあまりありません。

プログラマーという職業が未経験でも募集されているのには、プログラマーとして必要なスキルが技術力だけではなく、コミュニケーション能力や協調性などの他者と連携する力が求められるからです。
日々、技術革新が起こるIT業界。自発的に新しいことに取り組み、人々の生活を自分の力で変えていくことができる、それこそが、ITエンジニアの醍醐味であり、面白さと言えるでしょう。

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