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就活前に知っておきたい!システムエンジニアの年収事情  
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就活前に知っておきたい!システムエンジニアの年収事情  

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就活前に知っておきたい。システムエンジニアの年収事情

厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況」によると2016年1月時点で情報処理・通信事業者の求人倍率は2.38倍。これまでIT技術では対応できなかったサービスもクラウドやビッグデータ、AI(人工知能)技術の台頭により、各企業のIT投資は年々増加傾向にあります。また、スマホやタブレットの登場でIT業界は新たなサービス分野が広がり、それと比例してシステムエンジニアの人材需要は増加が予想されるでしょう。そこで今回は、ITエンジニアの中でも花形職種であるシステムエンジニアの年収事情を日本国内と海外の観点から紹介します。

システムエンジニアの年収は平均以上!

厚生労働省が発表した「平成27年賃金構造基本統計調査の概況」によると、38歳のシステムエンジニアの年収は約592万円。平均月収は40万円、賞与や特別支給は111万6千円です。これは、同統計上の64職種の中、17位の順位です。平成20年から平成27年の年収推移を見ると、最低平均531万円から最高平均598万円の間を推移しています。また、企業規模で比較すると、10人〜99人の会社の平均年収は487万7千円、100人〜999人では533万4千円、1000人以上では695万1千円と企業規模に比例して年収も増加しています。64職種の平均年収は497万1千円で、システムエンジニアの年収は、実に100万円近く高いことになります。

業界でも年収に開きがある

システムエンジニアの中でも業種別に年収の比較をすると、金融・保険系の業種が平均年収744万円と高い年収を誇ります。次いで外資系SIerで689万円。金融・保険系は、業界全体の平均給与が高いことに加え、システム停止やウィルスの侵入が許されないミッションクリティカルなシステムが多く、高い専門性と責任が要求されることから高額年収へと繋がっています。また、近年のスマホやタブレットの台頭で技術者需要が高まるソーシャルネットワークサービスやアプリケーション関連のシステムエンジニアの平均年収は、563万円と平均程度。人材需要と平均年収が比例していない事実を紐解くと、企業規模が年収に反映されるIT業界にとって、インターネット関連企業はベンチャーが多く、収益も不安定なことから業界全体で見れば平均程度の年収となっています。

世界規模で日本のシステムエンジニアの年収を見てみる

日本国内では平均以上の年収を誇るシステムエンジニアですが、世界的に見た場合も比較的高い水準にあります。経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、米国、インド、インドネシア、ベトナム、タイ、中国、韓国、日本の8カ国中、米国に次いで第2位。米国はシステムエンジニアの評価も高く、1200万円近くの年収ですが、インド、韓国は約500万円前後、中国は約400万円弱、タイとインドネシアで約200万円、ベトナムに至っては100万円以下となります。プログラミング言語は基本的には世界共通です。そのため、人件費の安い新興国のシステムエンジニアを活用したオフショア開発は今後も拡大していくことが想定されますが、チームで開発を進めていくITエンジニア業界では、現地のエンジニア教育不足、言語や習慣によるコミュニケーション不足が障壁となり、今後も日本人のシステムエンジニア需要は拡大していくでしょう。

フリーランスのシステムエンジニアの年収は高い?

企業との正社員契約で働く人がいる一方で、技術職のシステムエンジニアはフリーランスで働く人も多い業界です。担当業務や技術力にも依りますが、契約単金は50万円〜100万円が相場となります。システムエンジニア全体の38歳の平均月収40万円と比較すれば、フリーランスの方が稼げている実態があります。ただし、この年収から交通費、福利厚生、社会保障を個人負担であることを考慮すると必ずしもフリーランスの方が良いとは言えず、IT業界では10年も経過すれば、新たな技術力やプログラミング言語が生まれていくため、日々の新しい技術への取り組みは必要不可欠となります。オフショア開発等の拡大も今後予想されることから、フリーランスとして将来、契約金額を上げていくためには、業界知識や専門性を兼ね揃えた技術力に加え、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの上流工程を担当する職種へのステップアップが必要となるでしょう。

専門的な技術力と知識を兼ね揃えれば、システムエンジニアは平均以上の年収を得ることのできる職業です。今後、技術発展により、ITのサービス分野は更に広がり、システムエンジニアの需要も拡大していきます。新しい技術への取り組み意欲が高い方には、多くの業務分野に関する仕事依頼も増えるため、システムエンジニアは適した職業と言えるでしょう。

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