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特定派遣と一般派遣  
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特定派遣って正社員なの?

近年、理系の卒業生の中で、「特定派遣」として就職する人が増えています。エンジニア派遣、技術者派遣、特定技術派遣という名称で呼ばれることもありますが、これは一般的にイメージする“派遣社員”とは、まったく異なる就労形態です。詳しくは下記に説明しますが、収入も、社会的立場も安定していて、かつ、自分のスキルを活かすことができる新しい勤務形態として、注目を集めています。まずは、特定派遣という労働形態について正しく理解し、そのメリットとデメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

「一般派遣」と「特定派遣」の違いは?

普段、「派遣社員」と聞いてみなさんが思い浮かべるのは、一般派遣のことでしょう。一般派遣を簡単に説明すると、まずは派遣会社に登録をして、派遣会社から紹介された企業で就労する労働形態のこと。基本的に短期の契約となり、期間を延長するケースもありますが、定められた期間のみ、その企業で就労します。賃金は多くの場合時給制で、派遣元を経由して支払われます。一方、特定派遣とは、派遣会社に正社員として雇用され、提示された企業で派遣社員として就労するもの。担当プロジェクトが終了したら、派遣期間が終了となるのは一般派遣と同じですが、次の仕事先が見つかるまでの待機期間に違いがあります。一般派遣の場合は給料が支払われないのに対し、特定派遣の場合は正社員であるため待機期間中も雇用が確保されており、給料が支払われるのです。

「技術者派遣」で働くメリットとは?

では、技術者として「特定派遣(技術者派遣)」で働くことのメリットとは何でしょうか。ポイントを3つ挙げてみましょう。

(1)人気企業に就労できる可能性も

非常に人気があって競争率が高い企業の場合、就職試験を突破して正社員として雇用されるのはなかなか難しいかもしれません。しかし、特定派遣であれば、そうした人気企業でも働ける可能性があります。もちろん、その企業内では“派遣社員”という立場ではありますが、プロジェクトを担当する一員であることには違いはありません。

(2)いろいろな会社で働くことができる

通常、ひとつの会社に入社すれば、そこで腰を落ち着けて長期間働くことになります。一方、特定派遣なら、プロジェクトが終了すればそこでの就労期間も終わり、また新しい企業での就労が始まります。さまざまなプロジェクトに携わることができますから、自分の視野を広げ、知見を深めることもできます。

(3)福利厚生がしっかりしている

正社員としての地位が確保されていますから、派遣会社の退職金や保険制度、有給休暇などの仕組みを活用できるというのも、大きなメリットです。また、資格取得奨励制度を設けているところもありますから、自分のスキルをさらに磨き、キャリア形成に役立てることもできるでしょう。さらに、解雇されにくいというのもメリットのひとつ。万が一、就労先の企業が経営難に陥ったとしても、すぐに別の企業で働くことが可能ですから、社会的にも、また、金銭的にも安定した労働形態であると言うことができるでしょう。

技術者派遣のデメリットもしっかり把握しよう

ここまで特定派遣として働くことのメリットを説明してきましたが、デメリットについても知っておいたほうがよいでしょう。まず挙げられるのは、派遣先企業では、身分はあくまでも派遣社員であるということ。そのため、企業の根幹となる業務にはタッチさせてもらえないということもあるようです。また、「いろいろな職場を経験できる」というメリットは、裏返せば「ひとつの仕事をじっくり深めることができない」というデメリットにもつながります。就労先が変わるたび、新しい仕事を覚えなければなりませんし、職場環境にも適応する必要があります。就労先によって求められるスキルが異なりますから、それに応えられるよう、日々自己研鑽を重ねる努力も必要となるでしょう。

このように、技術者を派遣する特定派遣にはメリットもデメリットもありますが、近年では新卒から特定派遣という進路を選択する人も増えています。派遣会社によっては、自社で研修施設を構え、大学や大学院で身につけたスキルをさらにブラッシュアップできる体制が整っていて、新卒者の採用に積極的なところもあります。特定派遣という道を視野にいれる場合は、派遣企業について、どのような企業で就労できるのか、どのような研修体制を整えているのかなど、しっかり研究しておくと良いでしょう。

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