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選考対策

企業の約4割が導入している「SPI」 対応策 
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企業の約4割が導入している「SPI」 対応策 

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採用活動を行うにあたって、約4割の企業がSPI試験を導入しているそうです。SPIという言葉は知っているものの、その中身についてはよく分からない……という方も多いのではないのでしょうか。書店で就活コーナーに足を踏み入れると、さまざまなSPI対策本が並んでいます。対策を講じるためには、まずは傾向と中身を知ることが大切。ここでは、SPIについて詳しく紹介していきます。

SPIとは就活生を総合的に判断する試験

SPIを大まかに説明すると、企業が就活生の能力をはかるための試験です。正式名称はSPI(Synthetic Personality Inventory)総合検査といいます。採用試験はさまざまな仕様・種類がありますが、実施する企業の約4割がSPIを採用するほど主要なテストといえます。

SPIの種類と受検方法

近年では、多くの種類の就活生向け適性診断テストを目にするようになりました。そのため、名前もさまざまで混乱してしまいますが、SPIのなかでは最も古いものをSPI、2003年以降のものをSPI2、2013年以降のものをSPI3と呼んでいます。

初代SPIと現在のSPI3を比較して大きく変わったのは、性格適性検査のみ自宅のパソコンやスマートフォンから受検できるようになったという点です。能力適性検査については、これまでと同様、企業へエントリーし、その後送られてくるメールに記載されたIDをもとに、自分でテストセンターの予約をしなければなりません。

受検当日には顔写真付きの身分証明書と、テストセンター予約画面を印刷したものが必要となります。自宅で印刷ができない場合には、あらかじめ大学やコンビニで印刷しておきましょう。

テストセンターとWebテスティングサービスがある

SPIを受検するにあたり、種類は2つあります。1つが前述のテストセンターへ出向いて受検するもの。テストセンターで受けた受検結果は、1年間ほかの企業でも使いまわすことができます。満足のいく結果を1度出してしまえば、もう受検する必要がないことも大きな特徴です。

もう1つが「Webテスティングサービス」。テストセンターでの受検は会場に出向かなければならないのに対し、自宅や大学などの好きな時間・場所で受検することができます。また、SPIテストはこれまで筆算が主流でしたが、電卓を使って問題を解くのも特徴の1つです。

SPIの内容はどんなもの?

SPI試験は大きく2つの要素から成り立っています。1つは受検者の性格をはかるための性格適性検査。例えば、「あなたは辛抱強いほうだ」という設問に対して、「はい・いいえ」で回答していくものです。

もう1つは、能力適性検査。国語や数学などの能力を試験します。問題の難易度としては、中学校で勉強したものなので難易度はさほど高くありませんが、重要なのは問題を解くスピード。どんどん問題を解いて、1問あたりにかける時間を減らしていくような対策が必要です。

つまり、SPIとは知識の有無を判断するだけではなく、「性格」「能力」の両面から就活生を判断する試験です。

ぶっつけ本番は通用しない

大学入試では、自分の得意分野を生かして受験した人もいるかもしれません。しかし、就活のSPI試験は得意分野を選ぶことはできません。苦手な項目もある程度できる必要があります。大学入試ほどの能力が求められることはありませんが、短期間で対策ができる簡単な内容でもありません。一夜漬けのぶっつけ本番なんてもってのほかです。ただし、内容が分かれば対策もスムーズに行えるというもの。

では、具体的にどのような種類があるのでしょうか? SPI試験の内容について項目ごとに紹介していきます。

Ø  適性診断

「人と話すことが好き」「努力することは得意」などの設問に対し、「はい・いいえ」など二者択一や四者択一で選択していきます。受検者の適性を知るためのテストなので対策を練ることは難しいですが、企業の求める人物像を企業研究で把握して挑むことで、通過率はグッと高まります。

Ø  言語能力検査

言葉や文章の知識、理解、推測、判断などの能力を診断します。言葉の意味や使い方などの「語句」に関する問題と、長文の要旨や段落構成などの「文章」に関する問題に大別できます。表現力や文章力など、言語に関してどれくらいの理解があるのかここから判断されます。

Ø  非言語能力検査

前述でもご紹介したように、問題の多くは中学2年生までの数学レベル。時間があれば解ける内容が大半を占めますが、一番の敵は時間です。1問に対して1分以内で回答していくスピードが求められるため、事前に参考書や問題集で繰り返して練習して、慣れておく必要があります。ここでは、今後の仕事上で必要な数量的処理能力を見られています。

問題集をコツコツ繰り返し解くことが大切

SPI試験は、学校の試験のように「何点以上取れば合格」という基準が異なりますので、分かりやすい目標が立てにくく、なかなか楽しいとは思えない内容に苦戦する就活生も多いでしょう。

合否の基準は、テストの種類によっても異なります。例えば、能力適性検査の結果は8段階の標準得点で表され、受検者全体のなかでどのくらいの位置についているかが合否の境目となります。企業によって足切りの段階は違いますが、一般的に、大企業であれば上位15~16%に入る必要があるといわれています。

SPI試験は、適性診断、言語能力検査、非言語能力検査と多岐にわたりますが、突拍子もない設問が出ることはほとんどありません。参考書や問題集を繰り返し行うことで、試験に対する慣れと免疫もついてきます。ぶっつけ本番は通用しませんが、日ごろからコツコツと対策を行うことで、いざSPI試験が目の前に現れたとしても冷静に対処することができるでしょう。SPI対策に、始めるのが早すぎることはありません。時間があるなら今日からでも始めましょう!

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